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真壁は、茶褐色の柱と淡いしっくいの色とのコントラストによる美しさで、町家のもっとも魅力的な姿である。
西洋の木造建築に対して、日本の町家の柱は細く繊細なことから、軽やかな印象がまちなみにリズミカルな表情を与え、美しい景観を造り出している。
現代住宅には、様々な材料・デザインが用いられ、多彩な外観が現れているが、いまなお、伝統的な外観意匠の線としての柱・面のしっくいによる調和の取れた美しさを、凌駕するものはなく、世界に誇れるまちなみ景観である。
また、真壁構造は、柱の乾燥性を維持することで建物の耐久性を向上させるので、真壁を再認識して奨励することが望まれる。