宮津町家案内 旧三上家住宅
旧三上家住宅は土蔵造の主屋を中心に門塀が連なる長大な表構えで、
近世丹後における有力な商家の遺構である。
当家は屋号を「元結屋」と称し、宮津城下の河原町を本拠として糸問屋を営む一方、
廻船や酒造を業としてきた。
同時に、米会所元方や町名主として藩財政や
町政にも深く関わってきた宮津藩有数の商家であった。
この建造物は天明三年(
1783)の宮津大火、いわゆる晒屋火事の類焼から、
当家の再建は直ちに始められたようで、
現存する主屋はその年の暮れにはほとんど完成していたとみられる。
以後、数次にわたって建て継がれ、現在に至っている。
また当家は多数の古文書を蔵し、建築関係では、主屋再建時におげる職人の出勤簿をはじめ、
各時期の普請関係文書が残されており、
住宅生産の技術や普請の習俗、災害復興時における建築生産体制などが知れる。
外壁は大壁とし、白漆喰で仕上げ、垂木も塗り固めている。
垂木は扇形に配列されている。
河原地区
重要文化財
住所 宮津市字河原1850番地
TEL・FAX 0772−22−7529
アクセス KTR(近畿タンゴ鉄道) 宮津駅から徒歩15分
開館時間 午前9時から午後5時まで(入館は4時半まで)
休館日 年末年始
拝観料 一般350円小学生・中学生250円