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作事とは、家屋などを作ったり修理したりすること。普請(ふしん)。

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〒626-0033 京都府宮津市字宮村1123

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宮津のまちと風景                元伊勢 籠神社




石段の狛犬一対は鎌倉時代のもの。



神門

拝殿と本殿は千木と堅魚木をおく神明造。

天橋立はかつて籠神社の社領地であり、参道で、
KTR天橋立駅のある文殊から天橋立を府中へ向って歩くと一の宮の桟橋に着く。
そこから北へわずかのところに丹後一ノ宮の籠(この)神社がある。

元伊勢籠神社のしおりより
神代と呼ばれる遠くはるかな昔から奥宮眞名井原に豊受大神をお祭りして来ましたが、その御縁故によって人皇十代崇神天皇の御代に天照皇大神が大和国笠縫邑からおうつりになって、之を與謝宮(吉佐宮)と申して一緒にお祭り致しました。その後天照皇大神は11代垂仁天皇の御代に、また豊受大神は21代雄略天皇の御代にそれぞれ伊勢におうつりになりました。それに依って当社は元伊勢と云われております。両大神が伊勢にお遷りの後、天孫彦火明命を主祭神とし、社名を籠宮(このみや)と改め、元伊勢の社として、又丹後国の一之宮として朝野の崇敬を集めて来ました。

本来、本殿はなく拝殿の裏に2つの磐座であったが、今は本殿を設けている。

社家の海部氏は、彦火明命を祖とし、当社の創建以来、代々奉斎をしてきたとされ、4代目の倭宿禰命は、神武東征の際に速吸門で亀に乗って神武天皇の前に現れ、大和国へ先導した。現在は82代目で、伝わる本系図は現存する日本の古系図のひとつで国宝。

この系図には、邪馬台国の女王、卑弥呼の墓の最有力候補として注目されている奈良県・纏向遺跡にある箸墓古墳、その被葬者とされる倭迹迹日百襲姫(やまとととひももそひめ)の名が載っているのです。系図によると、始祖の彦火明命(ひこほあかりのみこと)から9代目の孫のところに、「日女命(ひめのみこと)」と出てきます。この「日女命」の脇に、「またの名を倭迹迹日百襲姫命」、「またの名を神大市姫命」、「日神ともいう」などと記されている。
また、もうひとつの天孫降臨伝説を伝えており、海部家と天皇家は同じ天照大神の孫で、兄弟の間柄とも考えられるようです。

神社には、2000年間にわたり伝世されてきた息津鏡(おきつかがみ)、辺津鏡(へつかがみ)と呼ばれる秘蔵の鏡があります。

本社の北東約400mの所に元の鎮座地である奥宮真名井(まない)神社がある。

天橋作事組事務局


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