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〒626-0033 京都府宮津市字宮村1123
桟木戸は、建具の細い枠組補強とガラスのサイズを小さくすることで、経済性・安全の機能性を確保している。
宮津町家では格子戸は少なく、最も多い玄関の戸は桟木戸で、
より玄関に採光を求めたことからと推測される。
代表的なタイプは、雪対策を考慮した縦桟腰板・横桟ガラス戸である。
意匠的には縦桟を均等3割・4割、横桟も3割・4割が最も一般的であるが、
吹き寄せ桟・卍型などの意匠に工夫がなされているものも多く見られ、
格子組とともにまちなみの印象を特徴付ける重要な要素で、
アルミサッシには無い意匠力を感じるものも多い。